タクシードライバー（タクシー運転手）は、低収入で稼げないイメージがあったり、ベテランだけが平均以上の売上をあげているのではないかと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？

実際はそんなことはありません。未来都の平均年収は、498万円。日本の平均年収が461万円ですので、それと同じくらいの平均年収であることがわかります。

平均年収が十分にあることはわかったけれど、もっと高みを目指したい！という方も多いのではないでしょうか？

そんな稼ぎたい気持ちの大きい方のために、今回は夢の年収1000万円を目指すために必要な売上をシミュレーションをしてみます。

未来都の売上TOPの方はどれくらい稼いでいるんだろう？と気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

タクシードライバー売上げランキング※部門別：総合・昼勤・新人【2024年10月度】今月は鶴見営業所と中津営業所がフィーバーしてる！？

ここでは、未来都の売上モデルを基に、日勤（昼日勤・夜日勤）のドライバーが月に24日出勤し、残業なしで1日8時間働いたという条件で算出してみます。

未来都では、売上の6割が給与として支払われる仕組みになっています。そのため、年収1000万円を稼ぐためには、月収だと84万円、月の売上目標は140万円ということになります。

24日出勤した場合、1日の売上目標は58,400円。そして1日の働く時間が8時間だと、1時間あたり7,300円を売上る必要があります。
最も割合が多い顧客単価帯は1,000〜2,000円ですので、1時間あたりにお乗せする必要があるのは４組。
1,000円〜2,000円のお支払いをいただく場合の乗車時間は15分ほどです。そのため、1時間に4組のお客様をお乗せしようとすると、お客様をお送りした場所で、次のお客様をお乗せするというような状況を維持し続けなければならないことになります。

つまり、昼日勤で残業なしで働く場合だと、夢の年収1000万円はかなり厳しい戦いであることがわかりますね。

では、勤務時間を最大限長くした月288時間（1日あたり12時間勤務）の場合だとどうでしょうか。

かなり現実的な数字が見えてきました。1時間あたりの乗車を2〜3組できれば、実現することができますね。

とはいえ、毎月長時間働くことは大変です。
そこで、今回は未来都のトップドライバーたちに聞いた、少しでも効率的に売上を積み上げていくための成功の秘訣を紹介します。

１. 売上＝顧客数×単価であることを常に意識する

売上をあげる要素は２つです。
・顧客数を増やすこと
・顧客の単価をあげること
これをするためにはどうしたらいいのかを考えて、行動する必要があります。
これからタクシードライバーに転職する方は、まずは顧客数を増やすことを考えましょう。顧客数を増やすことで初めて、単価をあげるための方法を考える道筋が見えてくるはずです。

２. 実車率にこだわる

「実車率」というものをご存知ですか？これは「お客様をお乗せして走行した距離÷総走行距離」で導くことができます。
つまり、タクシーを走行させた総距離のうち、お客様を乗せていた距離の割合を示す数値です。
この数値が高ければ高いほど、売上が発生している走行が多いことになります。無駄なく効率的に走行できているということがわかるのです。
例え、距離が短いちょい乗りのお客様だとしても、お客様をお乗せして走ると売上が発生します。この実車率は、顧客数を増やすことで高めていくことができます。

３. 高単価のお客様を狙うのはギャンブルに近い

長い距離を乗ってくださるお客様を見つけたい！という気持ちは、どんなタクシードライバーも持つもの。
ですが、どのエリアを走行するかやどの時間で営業するかで顧客の平均単価は少し差があるのは事実なものの、あくまで傾向で、それを狙って走行することはギャンブルに近い要素があります。

また、タクシーは営業エリアが決まっていて、そのエリアでお客様をお乗せするか、お届けする必要があります。つまり、営業エリア外までお客様を送り届けた際に、次のお客様が見つかったとしても、そのお客様がドライバー自身の営業エリアを目的地にしていなければ、お乗せすることはできないのです。

そのようなルールもあるため、長い距離を乗ってくださる高単価のお客様を狙うよりも、顧客数を増やしていくことに重点を置いて営業することが、売上をあげるためには効率が良いケースが多いです。

ルールについて知りたい方はこちら

タクシードライバー「営業エリア・営業区域」のルールについて（大阪）

４. アプリや無線のサポートをフル活用する

アプリを活用することは、実車率を高める最大の方法です。

今や、タクシーを道でとめるだけではなく、アプリで呼ぶ時代です。これまでは、「流し営業」と呼ばれる道でタクシーを待つお客様を探しながら走行する必要がありましたが、アプリはそれを行う必要がありません。

実車率にこだわる、とお伝えしていましたが、実は優秀なドライバーでも実車率は「60%」ほど。つまり半分近くの時間はお客様を乗せずに走行しています。この時間をもっと有効活用したいですよね。

そこでまさに重要なのがタクシー予約アプリなのです。
実は、未来都では1日の半分以上がアプリからのお客様。自分で道でお客様を探してお乗せするお客様は30％〜50％ほどなのです。
それによって、売上上位のタクシードライバーの実車率は平均して「60%超え」しています。

また未来都では、Uber、GO、S .RIDEの3つのアプリを使うことができますし、無線のサポートもあります。

流し営業だけでなく、アプリや無線のサポートもフル活用することで、実車率をどんどん上げていくことが、夢の年収1000万円への近道です。

いかがでしたでしょうか？

シミュレーションでは、ある程度長時間勤務することが年収1000万円を目指すためには必要となりました。
しかしながら、トップドライバーの考え方を知ると、「顧客数を増やすこと」に集中することがいかに大切か、を実感したのではないでしょうか？

タクシードライバーという仕事は、コツコツと「顧客数を増やすこと」を行うことで、夢の年収1000万円を狙うことができます。

そして、未来都では、豊富な研修があることはもちろん、優しい営業所の先輩がたくさんいます！安心してタクシードライバーにチャレンジしてみてください！

 


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