未経験者が失敗しないためのタクシー会社の選び方、5つのポイント!
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タクシードライバーとして働くのは決めたけど、どのタクシー会社に行けば良いか?
何を基準にして選べば良いのか、難しいですよね?
そこで今回は未経験者がタクシー会社選びで失敗しないために
➀稼ぎ易い仕組みはあるか?従業員負担金の内容はどうか?
②シフトは自由に選択できるか?
③二種免許は会社負担か?
④勤務地は選択可能か?
⑤社風はどうか?
といった注目すべき5つのポイントについて説明したいと思います。
目次
▼➀タクシーの求人広告に出ている年収例や歩合率だけでは、実際に稼ぎ易い会社かどうかは分からない!?
▼②タクシーの主な勤務シフトは3種類。 「隔日勤務」か「昼勤・夜勤」か?
▼③タクシー未経験者向け、二種免許取得費用が全額負担かどうか?
➀タクシーの求人広告に出ている年収例や歩合率だけでは、実際に稼ぎ易い会社かどうかは分からない!?
タクシーは固定給制ではなく歩合給制です。
そのためタクシー会社を選ぶ上で、当然稼ぎ易い会社を選びたいのですが、
実際にどの会社が稼ぎ易いのか?ということは、求人広告や各社HPに記載されている
年収例や歩合率の情報だけでは分かりません。
なぜ歩合率だけでは、分からないかと言いますと、タクシーの給与(手取り)は以下の方程式で成り立っています。
給与(手取り) =(乗車回数 × 乗車単価 × 歩合率)- 従業員負担金
当然、歩合率(売上げの内、何%が自分の給与として支払われるかの割合)は大切ですが、
乗車回数と乗車単価も重要です。
歩合率が高くても、そもそもお客様と出会えなけば意味がないですからね。
乗車回数と乗車単価に影響を与えるのは主には以下の5点で、
主に会社の規模や営業力、そしてサービス品質の差が決め手になってきます。
➀自社無線があるかないか?1乗務あたりどれ位の配車があるか?
②タクシーアプリを導入しているか?1乗務あたりどれ位の配車があるか?
③法人のチケット契約はどれ位あるか?1乗務あたりどれ位の配車があるか?
④一流ホテルで待機が可能か?(会社のサービス品質が低いと待機ができない)
⑤大口の予約に対応できるタクシー台数を保有している会社か?
個人・法人問わずお客様のリピートでのご利用も、一流ホテルでのご利用も、
当然ですが会社のサービス品質は良し悪しが影響します。
またいつでも、どこでもスグに来てもらえることもタクシーにおいて大切な点なため、
保有台数が多い大手企業が有利です。
特に100台単位の大口予約は、大手企業でないと受けられません。
この様にどの会社に入るかによって、会社から受けるサポートは大きく違い、乗車回数の差が大きくなります。
更に流し(走っているタクシーを止めて乗る)でご利用するお客様の平均乗車単価は1,500円(大阪)ほどですが、
➀~⑤のお客様の平均乗車単価は2,000~5,000円と通常よりも高いです。そして
乗車回数 × 乗車単価
の掛け算になるため、さらに差が大きいものになります。
そして次に従業員負担金についてです。
これは他業界でを働いてきた方からすると聞き慣れない言葉だと思いますが、
簡単に説明すると、給与から天引きされる金額のことです。
実はタクシー業界には従業員負担金が当たり前に存在していて、各社それぞれのルールがあり、
会社によってはルールが細かすぎて理解できないほど複雑だったりします。
従業員負担金の主なものは以下です。
➀事故の修理費
②クレジットカード、キャッシュレス払い、アプリなどの手数料
③車両のリース代
④燃料費
⑤制服代
この中で特に大きいのは➀事故の修理費です。
各社ルールは違いますが、1回の事故で1万円や、修理費の10~50%など様々ですが、
中には全額という会社も存在します。
車の修理費は安くても数十万円になりますので、大きな事故になると
支払いが出来ないほどの金額になり、会社に借金を背負う可能性もあります。
②のクレジットカードの手数料については、全額負担や会社と折半などがあります。
お客様が何で支払うかは分からなく、自分ではどうしようもないことなのに、
正直、その都度損した気分になるのが辛い点です。
③の車両のリース代は1乗車500~1,500円ほど、④の燃料費は使用料の5%ほどが一般的
⑤については、制服は買い取りしかない場合は1~2万円位です。
一着目は貸与で、二着目以降は自己負担というのが一般的なようです。
以上、従業員負担金の大まかな説明になりますが、事故については、
事故を起こしてしまったことだけでも精神的にダメージがある上に、
修理費により給与がマイナスになるため、更にダメージがあります。
ある会社では一回の事故で、ボーナスカットや基本給カット!?という恐ろしいペナルティも存在します。
そのため、そういった精神的にダメージを受けた状態で運転すると、また事故、、、
という悪い循環になることもあるため、安心して長く働く上では非常に重要です。
この様に従業員負担金は、精神的なダメージが大きいため、
安全第一のタクシー業界にとって、無視できない重要事項になってきます。
各社の歩合率などの給与規定、従業員負担金の実態を正確に把握するのは難しいですが、
どこまで教えてくれるかはその会社次第ですが、問い合わせや会社説明会で確認するか、
その会社のタクシーに乗って乗務員さんに聞いてみるのが一番良いと思います。
最後に未来都についてですが、未来都は多分業界で唯一かと思いますが、従業員負担金は一切ありません。
これは本当に珍しいことなのですが、未来都としては乗務員さんに、「運転と接客」だけに集中し、
気持ち良く運転して欲しいため、昔からこの様なスタイルを続けています。
更に、未来都は大阪で唯一「Uber」と「GO」という2大アプリの両方を導入し、
乗車の半分以上はアプリ予約で埋まるほど、
さらに観光、便利タクシーなど様々な新サービスを展開、
そして高いサービス品質で営業していますので、
お客様からの指名も非常に多く、稼げる環境があります。
従業員負担金がないことも非常に大きいですが、歩合率も業界高水準です。
そのため、業界を知っている経験者は、未来都を選んでいただける傾向があります。
もちろん、未経験の方にも会社説明会や電話でも詳しく説明しますので、
興味がある方は是非、お問い合せください!
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②タクシーの主な勤務シフトは3種類。 「隔日勤務」か「昼勤・夜勤」か?
「隔日勤務制」は他の業界ではあまり聞きなれない言葉ですが、タクシー業界では多くの会社が隔日勤務制を採用しています。
タクシー運転手以外では、看護師さんや消防士さんも同じ様な勤務シフトになります。
隔日勤務は簡単に言うと「丸1日働いて翌日が休み」という働き方で、
主な勤務時間は、朝8時~翌2時頃までの18時間勤務です。
隔日勤務のメリットは、まとめて働くため、その分まとまった自由な時間が作れる点です。
逆に隔日勤務のデメリットは、最大21h連続で働くため生活リズムが崩れる点です。
どんなに体力があっても、長年の蓄積は将来的に体を壊す可能性もありますし、
丸1日運転するということは、事故のリスクも高くなるため、安全第一の業界にとって懸念される点です。
「昼勤・夜勤制」は、乗務員が昼勤か夜勤のどちらかを選択して働く勤務シフトです。
「昼勤」の主な勤務時間は朝6時~15時、早い勤務だと朝4時~13時、遅い勤務だと朝8時~17時と、
一般的なサラリーマンのように昼間中心の働き方です。
昼勤のメリットは、タクシーのシフトの中で最も体に負担が少ないことです。
そのため健康的に働きたい方や、子育てや介護をしている方、
また年金受給をしている65歳以上のドライバーに人気の働き方です。
「夜勤」の主な勤務時間は18時~翌3時、早い勤務だと14時~23時、遅い勤務だと20時~翌5時となっています。
夜勤は昼夜逆転の生活にはなりますが、メリットは最も稼げるシフトだということです。
昼間の移動に比べるとロングのお客様が多いことや、22時~5時は2割増しの料金になるため
昼勤に比べると、平均2~3割は高くなります。
隔日勤務の収入は、昼と夜の中間くらいになると思われがちですが、
稼ぎたい方にとっては、実際は隔日勤務より昼勤の方が稼げることが多いです。
それは、タクシーは道路運送法で厳密に労働時間が定められているのですが、
隔日勤務と昼勤・夜勤の働ける月の総労働時間が違うからです。
隔日勤務・・・月262h以内(1回の乗務で休憩3h以上取ること)
昼勤・夜勤・・月299h以内(1回の乗務で休憩1h以上取ること)
昼勤・夜勤の方が月37hも多く働けるため、稼ぎたい方にとってはその差は非常に大きいです。
更に隔日勤務は、1乗務の中で最低でも3hの休憩を取らないといけないため効率良く働くことが出来ません。
以上がタクシーの主な勤務形態の説明になります。
冒頭お伝えした通り、多くのタクシー会社が隔日勤務のみしかないため、昼勤・夜勤があるかないかは確認が必要です。
そして、昼勤と夜勤の選択が出来るのか、出来ないのかも会社によって違います。
またそれぞれのシフトの出勤時間、選択できる出勤時間帯の数、拘束時間は会社によって違うため、こちらも確認が必要です。
尚、未来都は隔日勤務、昼勤、夜勤、全てのシフトの中から選択できます。
ただし、稼ぎ易さ、安全面から会社としては昼勤か夜勤を推奨しています。
また出勤時間帯は、営業所により多少の違いはありますが、
昼勤だと4時~9時の間、夜勤は13時~20時の間で、30分間隔で出勤できます。
更に事前に相談いただければ出勤時間、休日の変更も柔軟に対応していますので、
自分のライフスタイルに合わせて働くことが可能です!
この点も未経験者にも経験者にも喜ばれる点となっています。
③タクシー未経験者向け、二種免許取得費用が全額負担かどうか?
タクシードライバーには、二種免許取得が条件として必須になります。
費用は個人で取得する場合、25~30万円ほどと決して安くはありません。
そのため会社によっては、取得費用を全額負担もしくは一部負担しているところがあります。
取得費用を会社負担にする代わりに、免許を取得してスグに辞められてしまうと会社としては
丸損になってしまうため、入社後1~3年間の縛りがあるのが一般的です。
もし仮にその期間内に退職した場合、取得費用を返却するという契約を会社と結びます。
また入社前と入社後、どちらで教習所に行くのかの違いもあります。
入社後の場合は、教習所に通っている間、日当や交通費を支払う会社もあります。
会社によりますが、日当は8,000円~1万円が多いです。
通常、教習所には10~20日間通いますので、これも大きな点です。
またタクシードライバーとしてデビューするためには、二種免許を取得する以外に
タクシーセンターで、乗務員証(助手席の前にある氏名・顔写真などが載ったカード)を取得する必要があります。
タクシーセンターについても、入社前か入社後に行くのか、日当が出るか出ないかという点は各社で違ってきます。
この点に関しては問い合わせや会社説明会で確認できると思います。
デビュー前に、会社としてどれ位のサポートがあるかは、その後のサポートにも
通ずる点もあるため、この違いも会社も見極めるポイントになってきます。
因みに未来都は取得費用は全額負担で、日当もお支払いしております。
更にベテラン乗務員の同乗研修も行っていて、デビュー前に実践で役に立つ、
カリキュラムを用意していますので、安心でスタートできる環境が整っています!
④勤務地は家から近いか?勤務地は選択できるのか?タクシー会社は交通費が出ない!?
日々の勤務、勤務地へ通勤し易いかどうかは当然大切です。
更にタクシー業界の場合、交通費は無し、もしくは一部だけ支給が一般的なため、
遠方から通うことは、それだけで負担になるため、会社を決定する一つの要因にもなります。
またそもそも勤務地を選べない会社もあるので確認が必要です。
更に、ほとんどの会社で車通勤が出来ると思いますが、場合によっては
出来ない会社もあるので確認が必要です。
未来都は大阪府内に、10営業所を展開しているため、選択の幅が広いというメリットがあります。
そして未来都は基本的には希望する営業所で働けます。
更に入社後に引っ越しがあった場合も、営業所の変更が可能ですので、
長い目で考えると働き易い環境だと思います。
⑤最後に大切なのは社風。会社によって全く異なるため、長く働く上では最初に見極めたい点!
外から見ると、どれも同じ様なタクシー会社ですが実際の社風は大きく違います。
特に営業所で毎日接する責任者の所長や運行管理者がどんな方なのかは重要です。
しかしこればっかりは、求人広告だけでは分かりません。
確認する方法としては、前段と同じですが、会社説明会に参加するか、
もっとも有効なのはその会社のドライバーさんに聞いてみることです。
最近はドライブレコーダーが付いているので、車内だと本音が出にくいかもですが、
良いことに関しては結構教えてくれると思います。
未来都に関しては、以下の採用HPでリアルな情報を公開していますし、
所長含め管理者はみんな優しく良い方ばかり、そこに集まってくる乗務員さんも
お世辞抜きに良い方ばかりです!
一度、営業所に来ていただければその雰囲気を理解してもらえると思います!
因みに未来都の入社3年の定着率は90%。これは正直に自慢であり、未来都の働き易さを物語っていますね。
タクシー運転手のメリットは、60歳以上でも長く働ける点ですが、
一方で事故などのリスクもある仕事だけに、心健やかに働けるかどうかは重要です。
最後に、タクシーは世間で思われているより、収入面、労働条件は良く、
更に社会貢献度が高く、日々人と人のつながりを感じる、素晴らしい仕事だと思います!
それだけに、それを実感できる会社を選ぶことが大切です!
もう社名は言いませんが、、、良い会社を選んで素晴らしいタクシーライフを送って頂きたいと思います!
以上「未経験者が失敗しないためのタクシー会社の選び方、5つのポイント!」でした。
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