【面接対策】違反歴だけじゃない!?タクシー採用の注意点とポイント

タクシー会社では、新しいタクシードライバーの募集を積極的に行っています。
最近では大手を中心に本格的に新卒採用に取り組むタクシー会社が増えつつありますが、40~50代の人の転職・再雇用先としも人気の職業です。

 

この記事では、タクシードライバーへの転職を希望している人に向け、面接に挑む前の対策や心がまえを整理しています。ぜひ最後まで読んで、後悔のない仕事探しにしてください。

採用担当者が見ているポイントは3つ

1.安全運転を徹底できるか

タクシードライバーの業務で何より重要になるのが「お客様の安全」です。採用担当者は面接でのやり取りや運転記録証明書等の書類を通して、安全性を判断しています。

ただ、違反歴があるからと言ってすぐに不採用となるというわけではありません。タクシー会社によって基準は異なりますが、過去に違反があってもそこからどう改善したかをアピールできれば採用のチャンスはまだあります。

不採用のラインとして、違反点数の累積が4点以上になると、どのタクシー会社でも採用はかなり厳しくなってきますので注意が必要です。

また、歩合給のタクシードライバーにとって、免許停止は直接的な離職のきっかけにもなるので、タクシー会社はそのリスクをできるだけ避けた採用活動を行っています。

 

2.接客業に向いているか

タクシードライバーの仕事は、お客様を目的地までお連れするサービス業であり、快適な移動空間を提供する接客業です。採用担当者はコミュニケーションスキルの他、身だしなみの清潔さや、マナー・モラルに適性があるかを判断していますので、面接当日だけでなく、電話でのやりとりや提出する書類等、お客様に応対する気持ちで挑むと、入社後も楽に仕事に慣れることができます。

 

3.健康状態に問題はないか

多くのタクシー会社では正式な採用の前に健康診断を行います。乗務中は座ったままの体勢が多くなり、隔日勤務で働く場合には20時間以上の長時間勤務となるタクシードライバー。現在の健康状態も大切ですが、普段から運動を心掛けるなど、健康に対する意識が必要です。
また、運転に対してリスクのある持病がある場合には、医師の診断が合否に影響することがあります。てんかん、心疾患などの持病をお持ちの人は注意が必要です。

<診断書の提出を求められる可能性のある病気の例>

てんかん、心疾患、糖尿病、高血圧、精神病、肝硬変、アルコール依存症、睡眠時無呼吸症候群 等

面接までに事前準備をしましょう

1.下調べ

(1)業界研究・企業研究

昼日勤・夜日勤・隔日勤務など、他の業界とは少し違った働き方モデルがあるタクシードライバー。希望するタクシー会社ではどの勤務形態を選択することができるか、自分の希望は何かを確認しておきましょう。
福利厚生や社風も、採用サイトが充実したタクシー会社も増えてきていますので事前に見て調べることが簡単です。そうすると、入社後のギャップを減らすことができます。
また、給与制度は同じ業界でもタクシー会社によって異なります。売上に対する歩合率や固定給と歩合給の仕組み等をしっかり確認した上で応募や面接に挑みましょう。

 

(2)質問項目の想定

下調べの段階で、面接時に聞きたい質問項目を決めておくと、応募者自身もスッキリしますし、熱意も伝わり一石二鳥です。
採用サイトや企業HPに載っていることを質問するとあまり良い印象にはなりませんが、調べてもわからないこと、最新の情報等はどんどん質問してご自身と会社との相性をひとつひとつ確認していきます。
他業界からの転職希望であれば、入社までにすべきこと等の前向きな質問は好印象に繋がるのでわからない場合は面接担当者に聞いてみてください。

 

2.履歴書

(1)職務経歴は不足や嘘の無いように

経歴の詐称は絶対に止めた方が良いです。面接の中でそれが発覚してしまうと「信用できない人」と思われてしまい、その時点で不採用になります。
もし転職回数が多いなら前向きな転職理由を。空白期間はその期間にどんなことに取り組んできたか等をアピールしましょう。
また、直近の2~3社の情報は社会保険加入に必要な情報なので、しっかり誤りのないよう記載、確認しましょう。

 

(2)志望動機は明確に書くことを意識

タクシードライバーは他の仕事に比べ、自由な働き方ができる職業です。そのため、目指す人も本当に様々なキャリアの人がいて、十人十色の志望動機が存在します。あなたなりに意欲が感じられる志望動機が採用への近道となります。なぜタクシードライバーになりたいのか、なぜその働き方をしたいのか。しっかりと見つめ直して整理しておくようにしましょう。

ここで注意すべきなのは、希望する条件や要望を考える中で、今の会社の悪口とならないようにしてください。

 

(3)写真は清潔感を感じるように

以下のポイントを意識して証明写真を準備しましょう。

・スーツを着用
・画角は真正面から
・3ヵ月以内に撮影
・写真サイズは40×30mm
・出来る限り撮影機で撮影

 

(4)文章・文字は丁寧に

文章や文字は丁寧に、間違いの無いように書きましょう。また、書いた後に改めて内容や誤字脱字がないかチェックを忘れないようにしましょう。
また、空欄を埋めて提出することも大切です。空欄のまま提出すると、入社する意欲があまりないと思われる可能性がありますので、出来る限りの誠意を込めた自己アピールを心掛けましょう。

 

3.運転記録証明書

運転記録証明書とは、過去5年間までの交通違反、事故、運転免許の行政処分について証明する書類で、全国の「自動車安全運転センター」で発行することができます。

タクシー会社によりタイミングは異なりますが、必ず提出することになりますので、先行して用意しておくと、それだけで印象が良くなります。
ただ一点注意があり、書類発行には申請から1~2週間かかってしまうので、できる限り早く申請しておきましょう。警察署や交番で申込用紙をもらい、ゆうちょ銀行、郵便局で申し込むことも可能です。その場合、交付手数料670円の他、振込手数料が必要になります。

面接当日に必要なこと

1.服装、身だしなみ

面接時の服装はスーツの着用をおすすめします。
面接だからマナーでという意味でもありますが、タクシードライバーは職業柄、ホテルや冠婚葬祭などで制服対応が必要になるフォーマルな一面があります。そのため、スーツを持っていない場合は、事前に採用担当者に相談しておいた方がよいでしょう。

面接前に事前に相談をすると、ジャケットやポロシャツなどの華美でない服装であれば問題ないという会社もありますので、ひとまず相談してみるのがベターです。
スーツやワイシャツを長年クローゼットにしまっていると、シワやサイズが合わないといった問題が出てくることがあるので事前に確認しておきましょう。

髪型やひげ等の身だしなみも、「タクシードライバー=接客業」と意識し、整えて挑むようにしましょう。

 

2.面接会場・緊急連絡先のチェック

基本的なことですが、交通アクセスは事前に確認し、時間には余裕を持って会場に向かうようにしましょう。
万が一、道に迷った時や交通機関のトラブルにあってしまった時の対応策として、面接担当者の電話番号は控えておくと安心です。
もし遅刻しそうなら、判明した時点で連絡をいれましょう。

面接中の注意点

1.必ず質問される内容

職務経歴や志望動機は履歴書に書いて提出しますが、面接で改めて深堀りするケースが多いです。履歴書に書いたことを自分の言葉でわかりやすく説明できるよう準備しておきましょう。採用担当者が気になる項目は
(1)退職理由
(2)短い期間での転職理由
(3)空白期間の理由、内容
(4)同業の職歴 ※稀に入社祝い金が目当ての人も
(5)運転履歴・経験
(6)違うエリアで働いていた理由

 

2.言葉遣い

お客様と関わる事が多い接客業ですので、採用担当者とのやりとりもお客様との対応を想定し、丁寧にゆっくり話すことを心掛けましょう。
入退室時の挨拶や面接はじめに悪いイメージがついてしまうと、後から挽回することはとても大変ですので、面接会場に入る前から、もっと言うと電話やメール等での問合せからはじめから「丁寧」を意識できると安心です。
また、自分の話ばかりしてしまうことも、会話のキャッチボールができない印象を与えるので控えた方が良いでしょう。

 

ペーパードライバーは心配無用

採用側は安全に関わる違反歴は神経質になりますが、運転経験はそこまで重要視していないケースが多いです。その他、地理に関しても経験と共にできるようになるので、業界未経験の人もそこまで心配する必要はありません。

最後に

採用における面接は、採用者が応募者を選ぶものではなく、お互いの相性を確認するものです。しっかりと自己アピールをしつつ、納得できる会社選びを行ってください。

タクシードライバーに向き不向きはありますが、不向きな部分については仕事を続けていくうちにできるようになる可能性が十分あります。転職を考え始めてからタクシー会社を選ぶまでにしっかり準備を整えることで、実際に働く時のミスマッチは減らせます。この記事を参考に、自分に合う会社探しをしてください。

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