タクシードライバー転職の不安を徹底解説!失敗しないためのポイント
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異業種への転職は、わからないことだらけで不安ですよね。
どんな人も同じように不安になっています。ですが、知ることで解消できる不安もあります。
まずは多くの人が転職前に持つ悩みを知っておくことで心の準備をし、また転職後に「思っていたのと違った」とならないように予習しておきましょう。
この記事を最後まで読んで、タクシードライバー転職への「不安」を「良い転職のための判断材料」に変えてください。
その他、タクシードライバーに転職するメリットや向いている人のタイプもご紹介しています。
皆さんの転職活動が、ポジティブな転職活動になりますように。
目次
タクシードライバーという職業に対するイメージは?
そもそも、皆さんはタクシードライバーにどんなイメージをお持ちですか?
「1人の時間が多そう」「時間に融通が効きそう」「40~50代からはじめる人も多そう」
「体力的に辛そう」「収入的に家族を養うのはきつそう」「労働環境が良くなさそう」
働き方の自由度が高いというのは聞いたことがあるが、働く人はなにか特別な理由があってタクシードライバーという仕事を選んでいる。中にはそんなイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
実は、タクシー業界を取り巻く環境は日々変わり続けているのですが、持たれている印象は30年以上も昔の古いイメージのまま。
しかし実際のところ「タクシードライバーの真実」は、やりがい溢れる面白い仕事です。
タクシードライバーの仕事に対する不安を、ひとつひとつ紐解いてきましょう。
タクシードライバー転職で不安なこと8つ
1.特別な資格は必要?
タクシードライバーになるには、人を乗せて運び運賃をもらうための「第二種免許」の取得と、大阪や東京、神奈川の指定地域で営業するための「地理試験」に合格する必要があります。
「第二種免許」は「普通自動車免許を取得してから通算3年以上の運転経験がある21歳以上の人」という条件がありますが、試験自体は地理試験も含め、対策をしっかり行えば合格は難しくはありません。
▼資格についてはこちらの記事で詳しく解説しています
2.給与は低いし、安定しない?
決してそんな事はありません。
未来都の場合になりますが、タクシードライバーの平均年収は456万円で一般企業と比べても平均並みかそれ以上です。トップドライバーになると800万円以上も目指せます。(2021年度実績)
また、未来都には900人のドライバーが在籍していますが、営業売上ランキングはいつも同じ顔ぶれです。「稼ぐコツ」をつかむと安定かつ高収入が狙える仕事です。
▼収入についてはこちらの記事で詳しく解説しています
参考記事:タクシードライバーの平均年収と稼ぐドライバーの条件
3.体力面で長続きしない?
タクシードライバーの仕事は体力的にしんどい仕事だと思われがちですが、特徴が2つあります。
(1)生涯続けられる仕事である
運転業務に体力はほとんど必要なく、基本は座っている仕事なので逆に運動不足になるほどです。運転における正常な判断能力と、健康な体(特に目)があれば70代でも活躍できます。
(2)勤務形態が選べる
「隔日勤務シフト」の場合は1日に約20時間運転することになるので、向かない人もいるかも知れません。不安な人は日勤や夜勤を選ぶと良いでしょう。
日勤・夜勤だと稼げないのでは?と思う人も安心してください。隔日勤務を採用するタクシー会社が多いのは“色々と都合が良い”からで、収入が減るといったことはありません。実は夜勤が一番稼げると言われています。
▼働き方・働きやすさについてはこちらの記事で詳しく解説しています
参考記事:どこまで自由?タクシードライバーの働き方
4.事故・違反を起こしそうで恐い
タクシーの事故は、実はイメージほど多くありません。
2020年のデータでは、タクシー側の要因で事故を起こした数は事故全体の2.2%程度です。それでも「タクシー=事故」のイメージがあるのは、タクシーがバスや電車と同じ公共交通機関に含まれニュースに取り上げられやすく、印象に残りやすいことが影響しています。
万が一の事故を起こした際も安心してください。未来都の場合、事故発生時は本部の専門スタッフが対応にあたりますし、事故費用も会社が負担します。
5.人間関係が苦手
タクシードライバーはとにかくストレスフリーな環境です。
ドライバーをサポートする本部や運行管理者はいますが、指示を出す上司はいません。情報共有して連携を取ることができる同僚はいても、残業を押し付け合う同僚はいません。
コミュニケーションを含めて、仕事の進め方はドライバー自身で決めることができます。
6.地理・道に自信がない
地理に詳しいことはとても有利ですが、誰もが最初は知らない状態で始めていますので、道を知らなくても心配はありません。
全車にカーナビを完備(未来都の場合)していますし、お客様が教えてくれることもあります。
少しずつ、覚えていけば問題ありません。
また、稼ぐドライバーになるには「道に詳しくなる」より「人の流れを読む」ことが重要です。
▼地理に不安な人はこちらの記事もご覧ください。
参考記事:タクシー運転手が実践!道の覚え方・道路を覚えるコツ
7.事件に巻き込まれないか?
タクシーの事件件数はここ数年でかなり減っています。
ドライブレコーダーの標準装備や警察の取り締まり強化、キャッシュレス化で車内に現金があまりないことから、2021年に発生したタクシー強盗は100件以下まで減少しています。タクシードライバーは全国に26.1万人いますので、自身が遭遇する確率はほとんどありません。
未来都の万全を期した防犯対策については「タクシードライバーの真実!⑥「事故&トラブル編」イメージほど多くはない?」で解説しています。
8.女性でもできるの?
未来都の場合ですが、ドライブレコーダーやボタン一つで本部と繋がる無線機の完備をはじめとする「防犯対策」を行っています。
女性からの相談が多い「車の整備」も、自社内の整備工場で対応可。「運転」も全車AT車なのでご家庭の乗用車の運転ができれば問題ありません。
勤務形態や出勤時間も自由度がとても高いので、子育てや介護と両立をしているドライバーさんもいます。
女性ドライバーの悩みを聞くと、公衆トイレが利用しにくい等の悩みはあるようですが、男女格差がほぼないこともタクシードライバーの特徴です。
未来都でも多くの女性ドライバーが活躍しています。
▼未来都で活躍している女性ドライバー・若手ドライバーをご紹介しています。
参考ページ:働くヒト働きカタ(社員紹介)
タクシー業界に転職して後悔する瞬間は?
実際にタクシードライバーとして仕事を始めてから後悔してしまうケースについて、未来都に転職してきた他社経験者の話をご紹介します。
1.交通事故や交通違反をした時
事故や違反が多くなると、罰則金の支払いや営業停止中の売上減など、給与にダイレクトに反映されるので、他の仕事に就いておけばと後悔したと感じる人も多いはず。
ただ、未来都の様に修理費の従業員負担のない会社もありますし、違反はドライバー自身が気を付けて運転すれば防げるので、対策できる懸念事項です。
2.泥酔状態や乱暴なお客様にあたった時
接客業でもあるタクシードライバーは、極端な例だと暴行事件に遭遇したり、日常的なものだと横柄な態度を取られるなど、お客様に恵まれないことがあります。
お客様を乗せるまで気が付かないことがあるので完全に避けることはできませんが、大きなトラブルに巻き込まれる可能性は、未来都の規模(従業員数1,000名)でも、年間で数件あるかないか程度ですので、運が悪かったと思って諦めましょう。
3.タクシードライバーに向いていないと感じた時
タクシードライバーに向いていないと感じるポイントはご紹介します。
(1)車の運転が苦手
運転そのものにストレスを感じてしまう人は、後悔してしまう可能性大。
業務中のほとんどを運転して過ごすタクシードライバーには、あまり適性が高くなく、後悔してしまうかもしれません。
(2)接客ができない
セールストークをする必要はありませんが、最低限のコミュニケーションは必要です。
また、自分より若い人や、急いでいてイライラしているお客様を乗せることもあります。そんな時にカッとなってしまう人は注意が必要です。
(3)極度の方向音痴
大手タクシー会社の多くは、車両にナビを完備してありますし、頻繁に使う道路にはパターンがあるので、地理に詳しい必要はありません。
しかし、お客様の希望や、事故等による交通規制などで急なルート変更は日常茶飯事です。極端に方向音痴だと、そういった際の起点を利かせることが難しくなります。
(4)腰痛持ち
意外とタクシードライバーになって腰痛になった。というドライバーは少ないです。
ただ、既に腰痛を抱えているなら悪化させてしまう可能性はあります。
きちんとした運転姿勢が取れないと、集中が切れやすくなり、売上にも影響してくるので、疑いのある人は医師に相談の上、対策するようにしなければなりません。
4.仕事内容が合わない
タクシードライバーの仕事は、常に違う場所に行ったり違うお客様を乗せるので気分転換できる要素はたくさんあります。
しかし、人によっては単調な仕事に思えてやりがいを感じられない人もいるようです。
それとは逆に、ロータリーでのんびり休憩している高齢ドライバーをイメージしてタクシードライバーになった人は、せわしなさに驚くドライバーも少なくありません。
都市部では日中も夜間も常に利用客はいるので、意外と暇になるタイミングがなく、ギャップを感じるケースがあります。
5.会社選びを失敗したと感じた時
仕事に慣れてくると、色んなところを見る余裕が出てきます。
そんな時、実際の働き方と入社前の情報にギャップを感じたり、他社の情報を見聞きして公開することもあります。
そうならないために、会社ごとの情報と希望する条件の優先順位を明確にしておきましょう。
タクシードライバー転職のメリット5つ
転職の際に皆さんが不安に思うことを見てみましたが、タクシードライバーをおすすめしたいポイントは他にもあります。
1.仕事の進め方は自分次第
どんな戦略で営業するか、どんなペースで働くか、目標設定はどうするかなど、全て自分でコントロールできます。
2.働き方(勤務形態)が選べる
稼ぎたいなら夜勤にしたり、家族との時間をつくりたいなら休みの多い隔日勤務にしたり、お子さんの送迎のために通勤時間を調整しながら日勤で働くことも可能です。
3.残業無し、翌日への持ち越し無し
強制的な残業はありません。頑張りたいから頑張る、休みたいから休む。それができるのがタクシードライバーです。また、仕事を自宅に持ち帰ったり、仕事の失敗を次のお客様に持ち越すこともありません。気持ちを切替えて、常にスッキリした状態で働くことができる仕事です。
4.やりがいがある
給料に関わるのは売上だけ。上司からの評価は必要ありません。しかも、転職初月から結果を出す新人ドライバーもいて、頑張りが収入に「すぐ」反映されます。
別の面では、ご年配のお客様の通院やお買い物タクシーなど、地域住民の生活の支えとなれることもタクシードライバーならではのやりがいです。
5.注目の業界である
配車アプリ以外にも、大手企業が投資に乗り出すなど変革が進むタクシー業界。タクシーが移動手段の主役になる日も遠くはないのかもしれません。
こんな人はタクシードライバーに向いています!
1.稼ぎたい人
タクシードライバーの仕事は、今日試したことが今日の売り上げに反映されます。日々考え続け、動き続けられる人は環境の変化にも強くタクシードライバーに向いています。他にも稼げるドライバーの特徴には少し傾向があります。
2.自己管理が出来る人
タクシードライバーは良くも悪くも自由な仕事です。目標を設定するのも、決めたことを守るのも自分次第です。また、健康管理も大事です。お客様を捕まえるため、周りの人の動きに敏感になる必要があります。いつもの運転以上に集中力が必要です。
3.運転が好き
売上げが良いタクシードライバーは休憩時間以外、お客様を求めて常に車を走らせています。それを苦に感じない人はとても有利です。
4.新しいもの好き
目まぐるしく変化するタクシー業界。配車アプリをうまく活用できるかどうかでも売上に大きな差が。日々の情報収集を習慣化し、実践できるような人は大きな強みとなります。
5.コミュニケーション力がある人
タクシーの利用客は「移動時間の短縮」といった利便性はもちろんですが「快適である」という点も重要視しています。時には聞き上手が、また違うお客様には話し上手が求められるケースがあります。会話が弾むと、目的地が「駅まで」から「自宅まで」のように顧客単価アップに繋がることもあります。
優良タクシー会社の見つけ方
後悔しない会社を選ぶ方コツは、自分にあった会社を見つけることです。下記のような条件の中から、ご自身の優先順位を決め会社選びをすることをおすすめします。
・給与形態(給与タイプ・歩合率等)の条件が良いか
・入社後のフォローが充実しているか
・勤務形態に選択肢があるか
・ライフスタイルやライフステージに合わせて活躍できるか
・大手であるか
・働くドライバーの質が良いか
・車両設備が充実しているか
・離職率は高くないか
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