目標年収700万円!売上シミュレーション【タクシードライバー】

タクシーの乗務員は低収入で稼げないイメージがあったり、何年も続けて固定客が多いベテランドライバーだけが平均以上の売り上げ・年収を稼げているのではないか。そう思うことはありませんか?

 

実際はそんなことはありません。年収700万円は、1年目からでも目指せる現実的な目標ラインです。

この記事では、年収700万円を稼ぐためにはどれくらいの売り上げが必要か。実際のドライバーの売上成績と共に解説いたします。

目次

▼まずは相場(平均年収)を知ろう!

▼タクシードライバーで年収700万円は可能か

▼年収700万円の売上シミュレーション

残業ありの場合

▼年収500万円の売上シミュレーション

日勤(月24日出勤)・8時間勤務の場合

▼年収1,000万円の売上シミュレーション

日勤(月24日出勤)・8時間勤務の場合

日勤(月24日出勤)・12時間勤務の場合

参考:乗車方法別の顧客単価

▼実は、短い距離の「ちょい乗り客」は狙い目!

▼売り上げ上位者に聞いた、おすすめの勉強法

1.予測、実践、検証を繰り返す

2.変化に敏感でいられるよう意識

3.売り上げを上げることでモチベーションをあげる

▼タクシードライバーは未経験、新卒や50代からでも稼げる

▼タクシードライバーはワークライフバランスの取れた仕事

▼逆に、どんなに頑張りたくても299時間以上は働けない

▼タクシードライバーをはじめるなら

まずは相場(平均年収)を知ろう!

タクシー業界の平均年収は約360万円と言われています。

タクシー業界はドライバーごとの年収差がかなり大きく、稼いでいるエースドライバーは1,000万円を超える一方、年金を受給しながら働く高齢ドライバーは100万円程度に抑えているなど様々な働き方がある業界です。よく言われる平均年収とは、それらのドライバーすべてを含めた平均値になっています。

 

未来都のドライバーの平均年収は約456万円です。未来都の平均年収と業界の平均年収とでも大きな差が出ているように、働き方や営業エリアによっても稼げる収入は大きく差があります。

 

▼平均年収について詳しく知りたい人はこちらもご覧ください。

参考記事:タクシードライバーの平均年収と稼ぐドライバーの条件

参考記事:都道府県別のタクシードライバーの平均年収

タクシードライバーで年収700万円は可能か

年収700万円と言うと民間企業で働く給与所得者の上位14%となり、かなり狭き門のように感じられますが、タクシードライバーなら現実的に目指せる年収になります。

タクシードライバーのイメージとして「低収入で稼げない」とよく言われますが、実際はそんなことはありません。

 

未来都(営業エリアが大阪)の場合になりますが、各営業所のエースドライバーたちは年収800万円以上を稼いでおり、まだまだコロナ禍が収まりきっていない中でこの売上成績になりますので、円安や水際対策の緩和でさらに伸びることが期待できそうです。

年収700万円の売上シミュレーション

年収700万円を稼ぐためにはどれくらいのお客様を乗せなければいけないか、そしてそれが現実的な数値目標になるのか確認してみましょう。

ここでは、日勤(昼日勤・夜日勤)のドライバーが31日間ある月に24日出勤し、かつ残業なしで一日8時間働いたという条件で算出してみます。

 

 

効率良くお客様を獲得できているかの目安として、走行時間の50%以上をお客様を乗せた状態で過ごせているかどうかという基準があります。

乗車料金を一番多い価格帯平均の1,500円くらいで計算すると、乗車時間はだいたい15分程度なので、3組×15分だと45分で実車率75%。5分ほどで次のお客様を見つけなければならない計算になり、少し厳しそうです。

 

残業ありの場合

次に残業を毎日2時間(月44時間)したと仮定して算出してみます。

 

 

残業ありで計算すると、かなり現実的な数値になりました。しかし、今回は顧客単価を日中も含めた最も多い価格帯で計算しているので、顧客単価の上がる夜日勤だともっと余裕を持って営業することができます。

 

実際の営業成績(2022年9月)を見てみると、昼日勤だと売上上位ドライバーがこの年収700万円を超えるラインになります。

一般的なサラリーマンと同じように、日中に健康的に働いて年収700万円なら魅力的な金額ではないでしょうか。確実に安定して目指すなら、顧客単価の高い夜日勤がおすすめです。

 

▼リアルな売上成績を見たい人はこちらから

未来都はこんなとこやで!!」で随時更新しています

年収500万円の売上シミュレーション

日勤(月24日出勤)・8時間勤務の場合

国民年収の平均である460万円を超える500万円を目指すには、どのくらいの売り上げが必要になるでしょうか。

 

 

年収500万円で設定すると、まじめにコツコツと積み上げができれば全く無理のない乗車数が出てまいりました。未来都の平均年収が456万円であることを踏まえると、在籍している多くのドライバーがこの年収を稼いでいることがわかります。

業界未経験からの新人ドライバーでも一年目で650万円を稼いでいるので、今からはじめる人でもすぐにチャンスがあります。

 

▼タクシー転職について詳しく知りたい人はこちらもご覧ください

参考記事:タクシードライバーに転職して稼げるようになるには

参考記事:経験者に聞きたい!みんなのタクシー体験談

参考記事:不安から学ぶ!タクシードライバー転職の基礎知識

年収1,000万円の売上シミュレーション

日勤(月24日出勤)・8時間勤務の場合

夢のある年収の目標設定として、年収1,000万円の売り上げも見てみましょう。

 

 

最も割合が多い顧客単価帯(1,000~2,000円)で計算すると、お客様が入れ替わりで乗車する状態で計算が成り立ちます。つまり、昼日勤で残業なしの条件だと、年収1,000万円を稼ぐことは物理的に難しいことがわかります。

 

タクシードライバーの売り上げアップの方法として、料金の発生していない空車時間を減らすことを意識するのが良いと言われます。その上で顧客単価を上げられるように調整していくと、一か八かで長距離客を狙うようなギャンブル性を排除した安定した営業戦略を立てることができます。乗車数×顧客単価の組み合わせがセオリーです。

 

日勤(月24日出勤)・12時間勤務の場合

それでは、年収1,000万円を目指すにはどれくらいの乗車数と顧客単価が必要になるでしょうか。乗車数を最大限上げるためのひとつの方法として、勤務時間を月288時間(一日12時間)まで延長した場合で計算してみます。

 

 

かなり現実的な数字が見えてきました。アプリを中心に、無線やタクシー乗り場、ホテル、タクシーチケットを巧みに使い分け、効率よく乗務できれば実現可能な営業成績です。

 

参考:乗車方法別の顧客単価

顧客単価は1,000~2,000円のお客様が最も割合として多くなりますが、アプリやタクシーチケットなどお客様種別によっても傾向があります。顧客単価2,435円がどの程度の金額なのか、参考にしてください。

 

・配車アプリ(Uber、Go)、無線:2,200円

・タクシーチケット:3,000円

・ホテル:3,800円

・大口予約(企業イベント等):5,200円

 

ちなみにですが、未来都は他社より乗車料金を安く設定しています。

配車アプリではタクシー会社を指名して呼ぶことができるので、未来都を選んでいただくことで乗車数が増え、売り上げの発生していない空車時間を極限まで減らすよう対策しています。

歴史の古い未来都は上場企業や一流ホテルとの契約が多いので、安定した営業成績を築きやすい環境です。

 

▼タクシー会社の違いについて知りたい人はこちらをご覧ください

参考記事:優良タクシー会社の選び方 おすすめ比較ポイント

実は、短い距離の「ちょい乗り客」は狙い目!

前述のとおり、一時間5,000円で売り上げることができれば年収1,000万円に届きます。それを実現する営業戦略として、意外と使える方法をお教えします。

それは、乗車料金1,000円未満の「ちょい乗り客」の獲得です。

 

タクシーの乗車料金には初乗り料金が存在します。そのため、一見、単価が低く見える「ちょい乗り」は最も時間あたりの単価が高いお客様でもあります。

数珠つなぎのように連続して獲得できれば一時間に5組のお客様をお乗せすることができ、1時間で5,000円の売り上げも実現可能です。

 

東京や大阪などの大都市でだけ実践できる戦略ではありますが、短い距離だと嫌がられると思っているお客様も実際にいらっしゃるので、「ちょい乗り」に対するイメージも変わったのではないでしょうか?

 

▼売上アップ方法について詳しく知りたい人はこちらもご覧ください

参考記事:タクシードライバーの平均年収と稼ぐドライバーの条件

売り上げ上位者に聞いた、おすすめの勉強法

毎月の売り上げ成績はもちろん変動がありますが、実はその顔ぶれはあまり変動がありません。売り上げ上位には常連組が存在します。そんな売り上げ上位組からコッソリ聞いた、普段の営業中に実践している勉強法をお伝えします。

 

1.予測、実践、検証を繰り返す

空車時間などの無駄が省くことが売り上げアップの一番の近道です。時間帯ごとのお客様の動きを予想し、ひとつひとつ実践して答え合わせをしていきます。

走行中や接客中にはメモを取るのが難しいので、ボイスメモに分析結果を残していくドライバーもいました。

 

2.変化に敏感でいられるよう意識

1で積み上げた分析結果も当てにならない時があります。そんな時は必ずと言っていいほど、何か違ったことが起こっているはずです。そうやって常にアンテナを張り巡らせ、臨機応変に対応していくことが、売り上げ上位のドライバーに求められる資質です。

 

3.売り上げを上げることでモチベーションをあげる

あるドライバーは家族の為に、別のドライバーは趣味の為になど、モチベーションにつながる何かを持っています。または、シミュレーションゲームを攻略するように、予測を立ててポイント(売上)を稼いでいくこと自体がモチベーションになっているドライバーもいます。前向きな頑張る理由を意識的に作ることで、仕事のやりがいに繋げていくことが重要です。

タクシードライバーは未経験、新卒や50代からでも稼げる

少し意外かも知れませんが、未来都を含む大手タクシー会社で働くドライバーのほとんど(8割以上)は業界未経験でタクシードライバーになっています。

 

また、新人ドライバーが1年目から業界の平均年収を稼ぐことは珍しいことではありません。実際に、昨年の新人の中でTOP成績だったドライバーは、年収650万円の売り上げを稼ぎました。

さらに、この9月で入社9か月目となる新人ドライバーは、三ヵ月連続で売上90万円超を達成。売り上げの上がる年末を前にしてこの成績ですので、昨年度の記録である年収650万円を超えてくれる期待が高まります。

 

年功序列がないタクシー業界には、年収と年齢はこれといった関係はありません。

年齢よりも、アプリの活用法や情報収集の上手いドライバーが、売り上げ成績も良くなる傾向にあると言えます。

 

▼タクシードライバーと年齢について詳しく知りたい人はこちらの記事もご覧ください。

参考記事:【実例公開】タクシードライバーの条件別平均年収

参考記事:未経験ではじめるタクシードライバー転職

参考記事:中高年転職者にチャンス!タクシードライバーの採用年齢

タクシードライバーはワークライフバランスの取れた仕事

昔から、タクシードライバーは労働時間が長い。そんなイメージがあると言われますが、実はそんなことはありません。

確かに勤務形態が「隔日勤務」で働くドライバーの場合、一度の勤務時間がかなり長時間になりますが、「昼日勤」や「夜日勤」の場合は一般的なサラリーマンと同じ8時間労働です。

 

しかも、一般的なサラリーマンに比べてかなり自由度の高いタクシードライバーは、細かい出勤時間は自由に設定して働いています。強制的な残業やサービス残業も一切ありません。休みの日に仕事のことで頭がいっぱいになることもなければ、好きな時に休みが取れるワークライフバランスの取れた仕事です。

 

参考記事:口コミ評価は大手以上?未来都の働きやすさとは

参考記事:【仕事大解剖】タクシードライバーの真実!

逆に、どんなに頑張りたくても299時間以上は働けない

売り上げをアップさせるための策として、最も取り組みやすいのが「勤務時間を増やす」ことです。売り上げ上位のタクシードライバーの働き方を見ても、(用事のある日は早く帰っていますが)一日8時間以上は必ずと言ってよいほど乗務しています。

 

しかし、タクシーは公共交通機関にあたるので、道路運送法により労働条件が厳しく定められています。勤務できる時間は、隔日勤務の場合は月262時間まで。日勤の場合は月299時間までと決まっています。

「もっと働きなさい」とは絶対に言われないタクシードライバーですが、働きすぎには厳しく指導が入ります。

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